Box AIを組織全体で横断的に活用し、業務プロセスを自動化するための応用的な機能(Box AI Home、Box AI for Hubs、Box Agent、Box MCPサーバー)の紹介や、具体的な社内展開・ナレッジ共有のコツ、そして実際の導入成功事例を分かりやすく解説します。
開催月:2026年7月
(BoxWorks Tokyo2026のフォローアップセミナーです)
セミナー資料
こちらからご覧いただけます。
参考情報
おすすめのセミナー
-
Box AI活用はじめの一歩:AIを日常業務で使いこなす基本編 Box AIの原理原則と、基本機能の使い方や利用シーンと活用のコツ
-
業務効率を飛躍的に高める Box Enterprise Advanced の活用術 Boxの最上位プラン特有の機能の概要と事例
-
なぜBoxか、どう使うか ― 金融機関の導入事例とBox AI活用ユースケース 「Boxを選んだ理由」と金融業務でのBox AI活用を、導入ユースケースからAI Home/Hubsの実務例までまとめて
-
公共機関でのBox活用の最前線 自治体・省庁の最新事例をもとに、公共機関での情報共有・定着のコツからAI活用の始め方まで、実践ポイントをまとめて
プロンプトガイド
セミナー中にいただいたご質問
Box AI の基本機能と仕様
Q: Box AI Home の「通常モード」と「Pro モード」の違いは何ですか?また、Box Agent の Enterprise Plus と Enterprise Advanced での機能の違いも教えてください。
A:
【Box AI Home のモード比較】
|
| 通常モード | Pro モード |
|---|---|---|
| 対象プラン | Enterprise Plus / Advanced | Enterprise Advanced のみ |
| 用途 | 日常的な簡単な質問・タスク | 複数契約書の詳細比較、複雑なレポート作成など高度な推論が必要な作業 |
| 使用 LLM | GPT 5.4 | Claude Sonnet 4.6 |
LLMは2026年7月時点の情報です。最新情報および詳細はこちらでご確認ください:サポートされているAIモデル
【Box Agent のモード比較】
|
| Standard Mode(標準モード) | Pro Mode(プロモード) |
|---|---|---|
| 対象プラン | Enterprise Plus および Enterprise Advanced | Enterprise Advanced のみ |
| 機能 | 情報の検索・ドキュメントの要約・主要データポイントの合成などを会話形式で即座に実行 | より高度な推論能力を解放し、高品質な計画・実行・調整が必要な複雑なタスクに対応 |
Box Agent の詳細はこちらのリリース記事をご参照ください:新しいBox Agentのご紹介: コンテンツをAIが必要とするコンテキストに変える
Q: Box AI Home で検索対象とするフォルダを絞り込むことはできますか?
A:はい、可能です。プロンプト入力欄の左下に「ソースを指定するボタン」がございますので、そこで Box 上のフォルダを指定することができます。
Q: AI Home などテナント全体の情報を参照することになると思いますが、回答時間に影響はありますか?
A:テナント全体のデータ容量により、回答時間に多少の影響はございます。またユーザーごとにアクセスできるコンテンツが違いますので、ユーザーごとにも変わってくるかと思います。
セキュリティ・ガバナンス
Q: プロンプトの内容はどこのサーバーに保存されますか?情報漏えいリスクや保存期間・利用目的・アクセス制限などの取り扱いはどうなっていますか?また、AI Home が有効な場合、会話履歴を他のユーザーと共有できないよう管理者側で設定することは可能ですか?
A:AI Home が有効化されている・いないによって動作が異なります。
-
AI Home が有効な場合: プロンプトの内容・AIからの回答は、Box 内のユーザーごとのフォルダに履歴として保存されます。履歴はそのユーザーが意図して他のユーザーと共有しない限り個人所有のコンテンツとなります。
-
AI Home が無効な場合: AIプロバイダーとのやり取りはプロンプト・回答ともにメモリ内で処理され、ファイルや Hub を閉じると全て消去されます。
履歴の保存先として作られるフォルダを共有させない、もしくは共有先を社内のみとする制限を管理コンソールで設定することができます。詳細は製品ガイドをご参照ください。
Q: Box Zonesの契約を日本リージョンでしています。AI Home を使う場合にAIとの会話履歴が格納されるのはどのリージョンですか?
Box AI(AI Homeを含む)を利用する際、ユーザーとAIの会話履歴(セッション履歴)は、お客様が契約されているBoxのデータ保存地域に保存されます。
Box Zonesをご契約されている場合、ユーザーが作成したコンテンツやセッションデータは、そのユーザーに割り当てられたZone(この場合日本リージョン)のストレージポリシーに従って、日本国内のデータセンターに安全に保存・保管されます。これにより、組織のデータ主権要件やコンプライアンスを維持したまま、安心してAI Homeをご利用いただくことができます。
Q: 秘密情報に応じて AI での利用が会社の規約で禁止されている場合、アクセスは可能だが禁止されているレベルのファイルが集まったフォルダや分類レベルで AI の対象外にすることは可能でしょうか?
A:Box AI は、ユーザーがアクセス権を持つファイル全てに対して回答作成の対象とすることができるようになっており、指示されたフォルダ配下にある特定のファイルやサブフォルダをAIによる検索対象から外す、ということはできません。機密情報の入っているフォルダと、それ以外(AIが情報源として良いコンテンツのみが存在する)のフォルダを上の階層で分離しておき、後者の方をAI のインプットとして指定する運用をご検討いただければと思います。
RAG・ナレッジベースとしての活用
Q: RAG や NotebookLM のようなものは作れますか?就業規則など社内規則を保存しておけば、担当部署への問い合わせ前にチェックでき、業務効率化につながるのではないでしょうか?
A:実際に社内規定や就業規則などを Box Hubs に集めて RAG のようにご利用いただいているケースもございます。より簡易的な利用方法であれば、AI Home で該当のフォルダを指定して質問を投げる、というような使い方も可能です。
Q: Hubs AI で同じ Excel 内の複数シートにまたがる情報も検索できますか?業務マニュアルを同じExcel内で作業別にシート分けされている情報もHubs AIで全てのシートの中を検索可能でしょうか?
A:Hubに登録されたExcelファイルは、ファイル内のすべてのシートを含めてテキスト解析(インデックス化)が行われるため、特定のシートに限定されることなくファイル全体の情報を横断してBox AIが回答を生成します。このときに検索の対象となるのは1ファイルあたり最大4MBまでのテキスト表現(テキスト抽出データ)です。ただしスプレッドシートについて計算式・表構造・数値に関する質問には不正確な情報が返る場合がありますのでご注意ください。
Q: Box AI for Hubs で Hub 内のみを検索対象にする簡単な方法はありますか?プロンプトで毎回「Hub 内のみから検索して」と入力しないといけませんか?また、AI Home は使えないが AI for Hubs は使えるという状況の場合、管理者に問い合わせるべきですか?
A:Box AI for Hubs は、その Hub 内のコンテンツを対象にする仕組みですので、Hubの画面上にあるBox AIボタンから起動すればプロンプトで毎回「Hub 内のみ」と指定いただく必要はありません。なおAI for Hubs は使えるが AI Home がメニューに表示されない場合は、機能を制限されている可能性が考えられます。管理者へお問い合わせください。
Box MCPサーバー
Q: Box MCP サーバーについて詳細資料を教えてください。
A:以下をご参照ください。
Q: Box に保管されたメタデータ・写真画像を使って AI 画像を生成できますか?動画生成も可能ですか?また、MCP 連携なしで Box 上でスライドは作れませんか?
A:セミナー内でご紹介したデモは写真画像のメタデータを使い、その画像を利用してスライド作成をするものでした。現時点でBox AIはAIで画像を生成するものではなく、動画生成についても対応しておりません。なおMCP 連携なしでのBox 上でのスライド作成に関し、こちらも現時点では情報は公開されておりません。今後のアップデートをお待ちください。
Box Japanカスタマーサクセスでは、毎月様々なトピックのセミナーを開催しています。詳しくはイベントページでご確認ください。
