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F.A.Q.

Box AIのFAQ #1 - Box AIの基本機能

  • August 31, 2026
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ここでは主にBox AI for DocumentsとBox AI for Notesに関してよくいただく質問と回答をご紹介します。Box AI全般に関するFAQはこちらをご参照ください。

目次

 

 

Box AI for Documents / Box AI for Notesのしくみ

Box AIはRAG(検索拡張生成)技術を使っていますか?ベクトルデータは保持されますか?

Box AI for Documentsは、ユーザーが選択した文書に対してのみ、その場でベクトル化を行い、関連情報の探索を実施するRAGアーキテクチャを採用しています。あらかじめBox内の全ての文書に対して一括でベクトルデータベースを構築しているわけではありません。一時的に生成されたベクトルデータはセッション内でのみ利用され、永続的には保持されません。これにより、お客様のコンテンツが不要に複製・蓄積されることなく、プライバシーとセキュリティへの配慮を徹底しています。

 

Box AI for Documentsの回答は、ドキュメント内の情報のみに限定されますか?それともLLM由来の情報も含まれますか?

基本的にはドキュメント内の情報を優先して回答します。ただし、ドキュメント内に直接記載がない場合は、その旨をお伝えした上で、必要に応じてLLM由来の情報を使って回答を補足することがあります(例:「情報が見つかりませんでしたが、一般的には…」という形式)。ドキュメント内の情報だけで回答可能な場合は、基本的にドキュメントの内容に限定して回答します。

 

Box AI for DocumentsとBox AI for Notesの違いは何ですか?

2つの機能の違いは以下の通りです。

  • Box AI for Documents:Boxでファイルをプレビュー表示している際に、そのドキュメントの内容についてBox AIに質問・要約・要点検索を依頼できる機能です。

    • 例:ファイル内容の要約、要点の検索、内容に関するQ&A

  • Box AI for Notes:Box Notesで作業中に、Box AIにコンテンツの生成・改善・要約を依頼できる機能です。

    • 例:ゼロからのテキスト生成、選択した文章をもとにした生成、Box Notesの内容の要約と質問

なお、Box Notes上の画面右上のBox AIボタンからAI機能を起動すると、Box AI for Documentsを使用する要領でそのNoteの記載全体に関する質問をすることもできます。

 

Box AI for DocumentsとBox AI for Notesは連携していますか?

直接的な連携機能はありません。例えば、Box AI for Documentsでまとめた回答をBox AI for Notesで活用したい場合は、Box AIのモーダルに表示された回答をクリップボードにコピーして、新規Box Noteに貼り付けてご利用ください。

なおBox AI Homeを利用している場合には、「Box Noteに保存」のボタンから直接、Noteに回答を出力することが可能です。

 

対応ファイル形式・制限事項

Box AI for Documentsで処理できるファイルサイズや文字数に制限はありますか?

Box AI for Documentsで対象とされるテキストコンテンツのサイズは2MBに制限されています。これを超えるファイルの場合は、最初の2MBのテキストのみが処理されます。詳細はBox AI for Documentsの「既知の制限事項」をご参照ください。

 

PowerPointのように画像やオブジェクトを含むファイルへの制限はありますか?

テキストベースのファイルに埋め込まれた画像については、回答生成時に使用する情報の対象となっておりません。一方で、画像ファイルそのものについてはBox AI for Documentsの対象としてご利用いただけます。画像ファイルに関するBox AIの各種制限については、Box AI for Documentsの「画像ファイルに関する制限事項」をご参照ください。なお、テキストファイル内に貼り付けられている画像ファイルへ質問する場合と、画像ファイルに直接Box AIを使って質問する場合では動作が異なりますのでご注意ください。

 

紙をスキャンしてPDF化したファイル(テキストデータが存在しないPDF)はBox AIで利用できますか?また、OCR処理はトークン消費などの従量課金の対象になりますか?

テキスト情報を含まないスキャンPDFや画像ベースのPDFについては、Box AI for Documentsで翻訳・要約・Q&Aを行う際に、期待通りに内容を読み取れない場合がございます。

OCRへの対応状況は以下の通りです。

  • Enterprise AdvancedおよびShield Pro:スキャンPDFのOCRに対応しています。

  • 上記プラン以外の場合の回避策

    • 画像系の拡張子(JPGなど)に変換すると、画像としてAIが回答を返してくれる可能性があります。

    • AcrobatなどのOCRツールでテキスト化してからご利用いただくことも有効です。

なお、Box ExtractやBox AI APIを利用した抽出処理はBox AI Unitsの消費対象となります。通常のBox AI for Documentsの利用とは利用条件や課金体系が異なる場合があるため、対象プラン・利用機能・AI Unitsの消費有無を事前にご確認ください。AI Unitsの消費に関しては、こちらのPDFをご参照ください。

 

音声ファイルの文字起こしはできますか?

現時点では音声ファイルの文字起こし機能はご提供していません。

 

利用シーンと使い方のコツ

ExcelファイルのPL情報等の実績数値の集計・分析はBox AIで可能ですか?

はい、ExcelなどのスプレッドシートファイルにもBox AI for Documentsは対応しており、PL実績のようなExcelファイルに対して、主要な増減ポイントの整理、論点抽出、サマリー作成、簡易的な分析観点の洗い出しに活用いただけます。ただし、Box AIはコンテンツの要約や質問への回答が主な機能であり、複雑な財務計算や正式な数値算出を完全に代替するものではありません。最終的な数値確認や意思決定に使う場合は、ExcelやBIツールでの検算を前提にご利用いただくのが安心です。詳細はBox AI for Documentsのサポートページをご参照ください。

 

Box AIでPythonやVBAのコードを生成させることはできますか?

はい、条件を与えたVBAやPythonのコードを生成させることが可能です。例えば、データの内容で昇順・降順に並べ替えるABC分析のようなコードも生成できます。

 

個人情報が含まれるかどうかをBox AIで判定させることはできますか?

A. プロンプトの組み方次第で可能です。例えば「コンテンツ内に個人名、もしくは電話番号(XXX-XXXX-XXXXの形式)が入っている場合、このドキュメントは外部共有NGと判定してください」というプロンプトを使うことで、個人名や電話番号が含まれているかどうかを判定し、「NG」「OK」という回答を得ることができます。

 

適当なプロンプトのせいで思った方向にやり取りが進まず、狙っていないアウトプットが出てきてしまったときに、方向転換するにはどうしたらよいですか?

状況によりますが、ゼロからやり直すのも一つの方法です。それまでのやり取りの続きで「ところで…」と新しい質問を投げることも可能ですが、AIがそれに対し回答を作成する際に前のやり取りを参考にする可能性があります。Box AIのプロンプトウィンドウの上の方に鉛筆のアイコンがあり、それを押すとAIとの会話をリセットすることができます。一度お試しください。

 

他のAIツールとの連携・使い分け

CopilotとBoxをMCP接続して利用するためのマニュアルはありますか?

CopilotとBoxをMCP接続して利用する場合は、Box側の設定とMicrosoft Copilot側の設定の両方を確認いただく必要があります。

  • 利用者向け:「Copilot向けBox AIエージェントの使用」をご確認ください。

  • 管理者・技術担当者向け:「Box MCP Serverのセットアップ」や「Managing Box MCP Servers」をご確認ください。

なお、Copilot Studio側のMCP Server追加手順はMicrosoft側の仕様に依存するため、Microsoft公式ドキュメントもあわせてご確認ください。

 

Box MCPでClaudeと連携しています。セキュリティの観点で、Box内に置いている一部のファイルをAIに参照させたくないのですが、制御できますか?

Box AIではBox AIを使えるユーザーを特定のユーザー/グループに絞る制御や、ユーザーのアクセス権を考慮する制御はできますが、Box AI単体で細かくAIに読ませないフォルダを設定することはできません。

対応策として以下の2つをご検討ください。

  1. アクセス権による分離:AIに参照させたくないファイルを、MCPに紐づけるユーザーアカウントがアクセスできない場所に分離する。

  2. Box ShieldのRead制限ラベルを付与する(最も確実な方法):該当ファイルにBox ShieldのRead制限ラベルを付与することで、ClaudeがMCP経由でBoxに接続していても、該当ファイルのプレビュー・検索・テキスト読み取りがブロックされます。なお、Box Shieldのご契約にはEnterpriseプラン以上が必要です。