Box AIは、Box上に置かれたコンテンツの価値をすばやく引き出し、より効果的に業務を進めるためのAI機能群です。Boxを日常的に利用する延長でセキュリティとプライバシーを重視しつつ、自然言語での検索・要約・コンテンツ生成や、コラボレーションの効率化を通じてチームの作業を支援します。この記事ではコンテンツからインサイトを生み出すための機能について、最初に目を通しておきたい資料を紹介します。
最初に目を通したい資料
Box AIとは
Box AIの価値や活用シーン、セキュリティの考え方をわかりやすくまとめて紹介しています。Box AIって何?を知りたい方におすすめです。
操作方法
Box AI for DocumentsとBox AI for Notesについて、操作方法と代表的な利用シーンをまとめた資料です。
現場で使えるプロンプト集
Box AIの代表的な利用シーンで使えるプロンプトのサンプル集です。Box AI for Hubsにも適用できます。
その他、社内説明に使えるリソース
セキュリティとプライバシーを重視しつつ回答を生成するしくみを説明しています。
セミナーアーカイブ
全部見せます、Box AI 基礎編 - 基本機能でここまでできるコンテンツ利活用
全てのプランでご利用いただけるBox AI for DocumentsとBox AI for Notesを中心に、安全に使うためのセキュリティの考え方、操作方法や利用シーンならびに管理者向け機能を紹介しています。
全部見せます、Box AI 応用編 - コンテンツ利活用の最前線と将来
Box AIを組織全体で横断的に活用し、業務プロセスを自動化するための応用的な機能(Box AI Home、Box AI for Hubs、Box Agent、Box MCPサーバー)の紹介や、具体的な社内展開・ナレッジ共有のコツ、そして実際の導入成功事例を解説します。
📣 内容についてBox社に質問したい方は定期開催オンランセミナーにご参加ください。
よくある質問とその回答
📣 製品が対応しているドキュメントの形式や既知の制限事項についてはBox Supportに掲載の製品ガイド(Box AI for Documents / Box AI for Notes / Box AI for Hubs)も併せてご参照ください。また過去に開催したBox AIセミナーで出たその他の質問をこちらで公開しています。
Box AIは英語・日本語以外でも対応可能ですか?
Box AIは英語、日本語、フランス語、スペイン語など、多くの言語で動作します。ただし基盤となるモデルは主に英語のドキュメントでトレーニングされています。そのため、他の言語で質問した場合、英語ほど頻繁に回答が返されない場合や、回答の品質が英語ほど正確でない場合があります。詳細は開発者サイトをご参照ください。
Box AIはどのAIエンジン(LLM)を使用していますか?
最新のデフォルトモデルについては開発者サイトでご確認いただけます。モデルは変更されることがありますので最新情報は随時ご確認ください。なおEnterprise Advancedプランでは、管理者がBox AI Studio上でAIモデルを変更することも可能です。
Box AI for Documentsの回答は、ドキュメント内の情報のみに限定されますか?それともLLM由来の情報も含まれますか?
A. 基本的にはドキュメント内の情報を優先して回答します。ただし、ドキュメント内に直接記載がない場合は、その旨をお伝えした上で、必要に応じてLLM由来の情報を使って回答を補足することがあります(例:「情報が見つかりませんでしたが、一般的には…」という形式)。ドキュメント内の情報だけで回答可能な場合は、基本的にドキュメントの内容に限定して回答します。
ユーザーによってAIボタンの表示・非表示を切り替えることはできますか?
はい、Box AI機能の利用を許可する・しないを管理コンソールでユーザー単位で制御できます。雇用形態が異なるメンバーなど、ユーザーごとに利用可否を設定することが可能です。
Box Drive上でBox AIは使用できないでしょうか?
原則としてBox AIはWebブラウザおよびモバイルアプリからの利用となります。ただし、Box AI Homeの機能(Enterprise Plusプラン以上で提供)が有効化されている場合、Box Drive上のファイルを右クリックして「Box AIで要約」「Box AIに質問」というメニューを表示させることができます。このメニューを選択すると、自動的にWeb UIに遷移してAI機能を利用する形になります。なお、外部コラボレータがフリーユーザーの場合はBox AIを利用できません。
プロンプトの履歴は保存されますか?管理者がユーザーのプロンプト履歴を確認することはできますか?
A. AI Home(Enterprise Plusプラン以上で利用可能)の利用有無により異なります。
- AI Homeを利用している場合:各ユーザーがAIに対して行った質問(プロンプト)やAIからの回答(レスポンス)の履歴してBox内に保存されます。ただしこの履歴はプロバイダー側のシステムからは削除され、Box内に保存される履歴はそのユーザーが意図して他のユーザーと共有しない限り個人所有のコンテンツとなります。
- AI Homeを利用しない場合:AIモデルから回答が返された後、その情報はプロバイダー側のシステムから削除され、Boxのシステム内でもドキュメントやアプリケーションが閉じられた時点で全ての質問・回答情報が消去されます(ユーザーが意図してBox Noteに回答をコピー&貼り付けした場合を除く)。管理者もユーザーのプロンプト履歴を確認することはできません。
セキュリティの関係で国内リージョンのみのクラウドサービス利用を基本としています。Box AIのデータ処理や保存は日本国内リージョンでしょうか?海外リージョンに送信される場合の対応策や選択肢を教えてください。
Box AIの処理にはLLM(大規模言語モデル)を利用するため、現時点ではすべての処理を日本国内だけで完結することはできません。Box AIを利用する際には、一時的にデータが国外のAIモデルプロバイダー(米国等)に送信されます。なお、回答生成の途中段階におけるLLMとのやり取りはすべてメモリ上で処理され、データがAIプロバイダー側に保存されたり、モデルの学習に再利用されたりすることは一切ありません。
AI Homeを利用する際のユーザーとAIの会話履歴(セッション履歴)はお客様が契約されているBoxのデータ保存地域に保存されます。Box Zonesをご契約されている場合、ユーザーが作成したコンテンツやセッションデータは、そのユーザーに割り当てられたZone(この場合日本リージョン)のストレージポリシーに従って、日本国内のデータセンターに安全に保存・保管されます。これにより、組織のデータ主権要件やコンプライアンスを維持したまま、安心してAI Homeをご利用いただくことができます。Box Zonesのご契約がない場合、コンテンツの保存先は米国(US)となります。
契約しているBoxテナントのデータ保存リージョン(Zone)はどのように確認すればよいのでしょうか?
Zonesをご契約されている場合は、管理コンソールの設定等から確認が可能です。詳細な確認手順は以下の公式サポートページをご参照ください。
AI Home が有効な場合、会話履歴を他のユーザーと共有できないよう管理者側で設定することは可能ですか?
履歴の保存先として作られるフォルダを共有させない、もしくは共有先を社内のみとする制限を管理コンソールで設定することができます。詳細は製品ガイドをご参照ください。
Box KeySafe(顧客管理鍵暗号化)を利用している場合でも、Box AIを利用することはできますか?
はい、KeySafeを利用している場合でもBox AIの利用は可能です。ただし、現時点でいくつかの機能やデータにおいて、KeySafeとの互換性に関する以下の制限事項(非対応事項)がありますのでご留意ください。
-
AIセッションデータ: AIセッションデータおよびそれに関連するメタデータは、現在KeySafeに対応していません。
-
ベクトルストアと検索機能: Box AIを支えるベクトルストアおよび検索機能は、現在KeySafeに対応していません。
-
Box AI for Hubsの埋め込み: Hubsのベクトル埋め込みは、顧客管理キーではなく、Boxが管理するキーで暗号化されます。
-
全文検索・メタデータ: 全文検索インデックス、コメント、説明、およびメタデータはBox管理キーで暗号化されます。
Box MCP サーバーについて詳細資料を教えてください。
以下をご参照ください。
Box AIとMicrosoft 365 Copilotはどう使い分ければよいでしょうか?
以下のように使い分けることをお勧めします:
-
Box AI:Boxに保存されたコンテンツに対する高度なAI処理(要約、Q&A、分析など)
-
Microsoft 365 Copilot:Microsoftの業務データ連携を活かした文書生成や要約
-
Box AI Agent for Microsoft 365 Copilot:両者をシームレスに使いたい場合
