Boxはウェブ・モバイルアプリやBox Driveからファイルを保存・管理するだけのクラウドストレージではありません。デジタルからアナログまで、多種多様なシステムと連携してBox上に保管されたコンテンツを活用するための機能やインターフェースを提供しています。この記事では、日本国内外のBoxパートナーが提供する「Boxをもっと使いやすくするためのソリューション」について、知っておくべきことを紹介しています。
エコシステムソリューションとは
Boxのエコシステムソリューションとは、Boxとつながるサードパーティ製のアプリケーションのことを指します。日常業務に使うさまざまなアプリケーションやシステムとBoxをプラグインやBox APIなどで繋ぎ、そこで発生・利用するコンテンツを、ユーザーが特に意識することなく自動的にBoxの中に集めていくようなしくみです。コンテンツがBoxに集約されることで一元管理しやすくなったり、検索性が向上したりといったメリットが生まれます。
「このシステムがBoxと繋がったら良いのに」というユーザーのニーズを起点に、ソリューションパートナーがAPIを使ってBox連携ソリューションを開発します。
たとえば、このような目的のソリューションがあります
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コンテンツを集める:生産性ツールやコラボレーションツールとの連携
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コンテンツを守る:IdP/SSO/CASBとの連携
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コンテンツを活用する:DX推進を支援するシステムやAIサービスとの連携
日本の主要なソリューションの一覧
よくある質問とその回答
使いたいエコシステムソリューションがある場合はどうすれば良いですか?
利用したいエコシステムソリューション(連携アプリ)がBoxの「統合(Integration)」メニューにある場合は、そこから「追加(Add)」していただくことが可能です。組織のポリシーによって許可されない場合もありますので、必要に応じて管理者にお問い合わせください。
また、上記以外にも、Box Japanがとりまとめる「Boxエコシステムソリューション集」に掲載されているエコシステムソリューションも多数存在します。この種のエコシステムソリューションを利用したい場合、あるいは利用条件などについてご不明な点がある場合は、「Boxエコシステムソリューション集」に記載される情報をご確認の上で、提供元またはその代理店の窓口にお問い合わせください。
私の組織で利用している製品がBox連携機能に対応することを希望する場合、どうすればよいですか?
ご利用中の製品(Box連携に未対応)がBox連携機能に対応することを希望される場合、該当製品の提供元またはその代理店にリクエストください。Boxは、3rd Party製品からBox上のユーザー情報やコンテンツ情報を操作するためのAPI、組み込み用UIコンポーネントやSDKを提供しています。ソリューションベンダは、こうしたリソースを活用してBox連携機能をいつでも開発いただくことが可能です。またBox Japanではソリューションベンダ向けに、Box連携機能開発用のガイドを提供する準備があります。
(ソリューションベンダ向け) 自社製品を、Box連携機能に対応させるにはどうすればよいですか?エコシステムソリューションに登録できますか?
はい、可能です。以下のBox連携機能開発者向けのガイドをご覧ください。
- これからBox連携機能の開発を企画・検討される場合:エコシステムソリューション設計・開発ガイド
- Box連携機能の開発が進行中または既に完了している場合:エコシステムソリューション登録申請ガイド
