Box Driveフォルダのデフォルトの場所の設定

 

概要

Box Driveバージョン2.3から、管理者は、Box Driveフォルダのデフォルトの場所を<username>スペース以外の一般的な場所に設定できるようになりました。これにより、他のアプリケーション(Excel、Word、InDesignなど)で作成された絶対ファイルリンクが含まれているファイルを共有したときに、リンクが正しく機能するようになりました。

重要

重要 この記事では、多くのデスクトップアプリケーションで使用されている絶対パスによるファイル間リンクについて解説しています。コンテンツは、絶対パスに対応した方法で構造化することをお勧めします。ただし、通常は相対パスも引き続き正しく機能しますので、Driveの場所を変更した後に相対パスを更新する必要はありません。絶対パスと相対パスの詳細については、この記事の末尾にある「関連リンク」セクションのWikipediaエントリへのリンクを参照してください。

 

背景

Box Driveフォルダのデフォルトの場所では、他のユーザーによって設定された絶対リンクに、コンテンツコラボレータがアクセスすることはできません。これは、ユーザーのプロフィール名がフォルダパスに含まれているためです。たとえば、George Washingtonの場合、Driveフォルダの場所は次のようになります。

  • C:\Users\GWashington\Box (Windows)
  • /Users/GWashington/Box (Mac)

他のコラボレータのBoxフォルダパスには「GWashington」が含まれていないので、絶対パスが使用されているファイルにアクセスできるのは1人(この例ではGeorge Washington)だけです。

この問題は、Box Driveフォルダのデフォルトの場所を変更して、すべてのコラボレータが全員のコンピュータで利用可能な場所を設定できるようにすることで解決できます。上記の例では、George Washington (ユーザー名GWashington)と同僚のAbe Lincoln (ユーザー名ALincoln)がC:\の直下にBox Driveフォルダを移動すれば、2人のコンピュータでC:\Boxが有効なパスとなり、GWashingtonもALincolnも絶対リンクをたどってファイルを使用できるようになります。 

 

フォルダの権限

絶対リンクを使用する場合は、フォルダの権限レベルが重要になります。たとえば、財務部のユーザーは、Excelシート間のリンクを日常的に使用します。そのようなファイル間リンクは、次のようなパスになります。

 

C:\Box\FY19Q1\EMEA Forecast\SourceSpreadsheet.xlsx

 

このファイルを上司と共有する場合は、FY19Q1フォルダが上司のルートディレクトリ(\Box\直下)にも表示されることを確認する必要があります。上司が1つ上のレベル(\Box\Finance\FY19Q1など)や1つ下のレベル(\Box\EMEA Forecast\など)にコラボレータとして招待されている場合、上司がソースファイルに対するアクセス権を持っていても、このリンクは正しく機能しません。

 

場所の設定

Box Driveの場所を変更するには、すべてのユーザーがBox Drive v2.3以降を使用していることを確認して、以下の手順を実行する必要があります。この手順では、レジストリ値または環境設定リストを使用します。これらは、Box Driveをインストールする前でも後でも設定できます。Box Driveのインストール後に値を設定した場合は、次回のDrive起動時まで新しい設定は適用されません。

 

WindowsとMacのどちらのシステムでも、Box Driveフォルダに対するBox Driveの権限は、現在のユーザーに制限されます。  これにより、マシンがC:\のような共有の場所にある場合でも、マシン上の他のユーザーはそのマシンにアクセスできなくなります。

 

重要

  • 新しく指定する場所があらかじめ存在していて、なおかつ、その場所に他のBoxフォルダが存在していないことを確認してください。両方の条件が満たされていないと、Boxフォルダはデフォルトの場所に戻ります。
  • 組織内のユーザーが新しい場所に対して適切な権限を持っていることを確認してください。少数のユーザーでテストを行い、引き続きBoxコンテンツに問題なくアクセスできるかどうか確認することをお勧めします。
  • Box Driveマウントポイントを「Box」という名前のフォルダ内に作成したい場合を除き、パスに「Box」を含めないでください。別の「Box」フォルダ内にユーザーのBox Driveのマウント(「Box」)が出現するので、ユーザーが混乱する場合があります。
  • 移動されるのはBox Driveマウントポイントの場所だけです。キャッシュとアプリデータの場所は変更されません。そのため、マウント場所をC:\以外のハードドライブパーティションに移動しても、引き続きC:\のスペースが使用されます。

 

Windows環境の場合

  1. Box Driveフォルダを配置する親フォルダを作成します(C:\testなど)。
    • 任意のローカルハードドライブパーティションに任意のフォルダパスを作成できます。  必ずしもC:に配置する必要はありません。
    • また、Boxフォルダは任意のレベルに配置でき、ルートレベル(C:\など)に配置することも、何階層か下のレベルに配置することもできます。
  2. データ値を「<新しいディレクトリへのパス>」に設定したレジストリ値CustomBoxLocationを、レジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Box\Boxに作成します。
    • たとえば、Box Driveマウントの場所をC:\testにしたい場合は、CustomBoxLocationの値を次のように設定します。
      名前 種類
      CustomBoxLocation 文字列値(REG_SZ)  C:\test
  3. Box Driveを再起動します。

 

Mac環境の場合

  1. Box Driveフォルダを配置する親フォルダを作成します(Macintosh HD/testなど)。
    • 任意のローカルドライブに任意のフォルダパスを作成できます。  必ずしもMacintosh HDに配置する必要はありません。
    • また、Boxフォルダは任意のレベルに配置でき、ルートレベル(Macintosh HD/など)に配置することも、何階層か下のレベルに配置することもできます。
  2. 値を<新しいディレクトリへのパス>に設定したCustomBoxLocationという文字列環境設定リストをcom.box.desktopに追加します。
    • たとえば、Box Driveマウントの場所を/testにしたい場合は、ターミナルで次のコマンドを実行します。 
      defaults write com.box.desktop CustomBoxLocation -string "/test"
  1. Box Driveを再起動します。

 

マシンのレジストリ設定または環境設定を編集する権限を持つユーザーであれば、この方法で自身のBox Driveインスタンスのデフォルトの場所を変更できます。

 

カスタムマウントパスを削除するには

Windowsユーザー

  • レジストリ値CustomBoxLocationを削除し、Box Driveを再起動します。

Macユーザー

  • ターミナルで以下のコマンドを実行し、Box Driveを再起動します。 
    defaults delete com.box.desktop CustomBoxLocation

 

サポートされていない場所

次の場所へのBox Driveの移動はサポートされていません。

  1. 外付けドライブ
  2. ネットワークドライブ
  3. Box Sync (重大なエラーが発生する可能性があります)

 

以前のファイルパスの移行

これまで、Driveの場所を移動した後にアプリケーションでリンクを作成する方法について説明してきました。では、今まで使用していた絶対リンク、つまり、移動前のBox Driveにファイルがあったときに設定されたリンクや、古いファイル共有ツールであるBox Syncで設定されたリンクなどはどうなるのでしょうか。

 

Box Driveの移動後、これらの古い絶対リンクはどれも機能しなくなるため、新しいマウント場所へのパスに手動で更新する必要があります。アプリケーションごとに古い絶対パスリンクを移行する方法について解説したサードパーティの記事へのリンクを下に挙げましたので、参照してください。

 

関連リンク

 

英語はこちら

ID: 66248

バージョン履歴
改訂番号
14/14
最終更新:
‎05-12-2019 03:58 PM
更新者:
 
ラベル(1)